お前ごときが投資なんかするな!20代、30代が我慢して投資する虚しさ

生き方・考え方

投資ブームに流される若者

投資のあおりが流行りだしてから、もう何年も経ちました。
今では「え、投資やってないの?」と言われるような空気すらあります。

でも正直、僕はこう思います。
投資は余剰資金が十分にある人が、使わないお金を銀行に眠らせるよりはマシ、というだけ。

「投資しないと損だ!」「節約してでも投資するべき!」
そんな風潮には、まるで意味が分かりません。

確かに金は増える。けど30年後、その金で何をする?

若さを削って投資する意味ある?

貯金も十分じゃなく、やりたいこともできていない人が、我慢して投資している姿を見ると疑問に思います。
この人は人生で何がしたいんだろう?お金の数字を増やすことが目的になっていないだろうか?と。

もちろん老後のために資産形成するのは分かります。
ただ僕が言いたいのは、20代30代という一番体が元気で、やれることが無限にある時期に、わざわざ数万円を捻り出して投資に回す。その矛盾です。

投資もやりたいこともどっちもできるのが一番だけどな

そりゃそうだ


人生で本当に価値があるのは「健康」と「時間」

僕は人生で一番価値があるのは「健康」と「時間」だと思っています。

20代30代で持っている100万円と、65歳で持っている100万円。
その価値は天と地ほど違います。

例えば勉強。
30歳で100万円をかけて学べば、スキルがついて収入が増えるかもしれないし、英語を学べば世界が広がる可能性すらあります。

でも65歳で100万円を学びに使っても、体力も気力も落ちていて活かせる場は限られます。

仮に若い頃の100万円を投資して、老後400万円に増えたとしても──
「若いうちに使った方がよかった」と思いませんか?

墓場で一番の金持ちになることは私には重要ではない。
夜眠るとき、我々は素晴らしいことをしたと言えること、それが重要だ。

- スティーブ・ジョブズ -

自分以上に魅力的な投資先はない

投資先の会社とかのことは自分ではどうにもならないからな


イヤホンで考えてみる

例えば10万円のイヤホン。
投資に回して20年後に18万円になったとして、それにどれほど意味があるでしょうか?

年を取れば聴覚も衰え、感動は減り、物価も上がる。
今なら10万円で買えるかもしれないイヤホンが、未来にはもう手に入らないかもしれない。

未来の自分が今にアドバイスするとしたら、きっとこう言うはずです。

「今買え!若い耳で体験しろ!その感動が人生を広げるんだ!」


老後に全てをかけるのは本当に幸せか?

正直、65歳になってからそんなに生きたいか?とすら思います。

ボケたり介護されたり、延命治療をするくらいなら…僕はそこに大きな価値を感じません。
健康寿命は70代前半まで。そこから先は「健康に楽しめる時間」は長くありません。

ならば若いうちに、旅行に行き、恋愛をし、勉強して、新しいことに挑戦する方がずっと良い。
数万円を我慢して投資に回すより、その数万円で得られる「体験」のほうが人生を豊かにします。

筆者は30前後だけど今でさえこの金、20代で使っとけばよかったと思うことはあるぞ

60になったらなおさらだろうな


お金の本当の役割を忘れるな

お金は「数字を増やすための道具」ではありません。
ものや体験と交換して初めて価値が生まれる紙切れです。

もちろん全部使い切れというつもりはありません。
ただ「やりたいことを我慢してまで貯める」ことは、本来の意味と矛盾しています。

大切なのは自分が望んだように生きること。
そして、それを続けること。
お金があっても不幸な人生をおくるより、ずっと満足できるはず。

- マージョリー・キナン・ローリングス -


まとめ

投資自体を否定しているわけではありません。
でも、若いうちの数万円を我慢して老後に回すのは、本当に賢い選択でしょうか?

投資を煽っている投資家達は自分たちの利益のために、素人に投資に参入してほしいんです。

銀行や証券会社は手数料が欲しいんです。

若さ・健康・時間こそ最大の資産
投資よりも、経験や学びに使った方が、何倍ものリターンになって返ってきます。

人生は死ぬときに後悔が少なかったもん勝ちだと思ってる

金は棺桶に入れられねえもんな

金銭は、人間の抽象的な幸福です。
だから、もはや具体的に幸福を享楽する能力のなくなった人は、その心を全部、金銭にかけるのです。

- ショーペンハウアー -

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