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今回レビューしていくのは、スカルキャンディから新しく登場した完全ワイヤレスイヤホン Method 360 ANC です。
BOSEと共同開発して作られたというこのイヤホン。果たしてどんな性能なのか、BOSEにどこまで迫れているのか、気になるノイズキャンセリング性能は?
今回はBOSEのフラグシップモデル Ultra Comfort Earbuds(第一世代) と比較しながらレビューしていきたいと思います。
スペック

せっかくなのでBOSEと並べてみました。
項目 | Skullcandy Method 360 ANC | Bose QuietComfort Ultra Earbuds(第1世代) |
---|---|---|
ノイズキャンセリング | ハイブリッドANC(4マイク)、Stay-Awareモード | 業界トップクラスANC |
ケース/デザイン | スライダー式ケース+Oリングクリップ | クラムシェル型 |
バッテリー持ち(ANCオン) | 本体約9時間/ケース併用最大32時間 | 本体最大6時間(Immersive使用時4時間) |
Bluetooth/コーデック | Bluetooth 5.3/AAC、SBC | Bluetooth 5.3/AAC、SBC |
フィット調整 | イヤージェル3サイズ+フィットフィン | イヤーチップ3サイズ+スタビリティバンド |
防水性能 | IPX4 | IPX4 |
特別機能 | spotify tap、EQカスタム | Immersive Audio |
重さ | イヤホン約11g(各)、ケース約77g | 片耳約7.7g |
外形寸法 | 本体:約19×19×27 mm ケース:約35×40×95 mm |
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外観デザイン

ケースのデザインが独特ですね。筒状になっていて引き出して取り出します。
左右の区別が最初はわかりにくかったですが、ここは慣れでしょう。
デザインはBOSEに非常に近く、装着感もほぼ同じです。個人的にこの装着感はワイヤレスイヤホンの中でトップクラスに好きなのでうれしいですね。
カラーバリエーションは ブラック、ホワイト、ブラウン、レオパルド柄、レッド。
ただ、このイヤホンは表面が“ザ・プラスチック”という感じで少し安っぽく見える素材なので、筆者はブラウンを選びました。

見た目はほぼBOSEですが、スカルキャンディのロゴが入っていてなかなかおしゃれです。メーカー名が大きく入っているのは好きじゃないので(笑)、このくらいのロゴは好印象です。

イヤーピースも形は変わりませんね。BOSEはオーソドックスな黒いシリコン製ですが、スカルキャンディは少しさらさら系の半透明。個人的にはスカルキャンディのほうが好きです。別売りしてほしいくらい気に入りました。
装着感めちゃくちゃ良い。全イヤホンの中で一番好きかも。
BOSEのほうもこのイヤピにしたいから単体で売ってくれ。
音質
聞き比べて「なるほど」と思いました。
これはまさに BOSEサウンド。BOSEのねっとりとした音に、スカルキャンディっぽさが程よく絡んでいて非常に好みの音です。
全体的な解像度が高いわけではないですが、低音が特に良い。BOSE独特の低音とスカルキャンディの迫力が混ざった、非常にノリと迫力のある低音です。
中高音はBOSEというよりスカルキャンディのノリの良さが表現されています。いいとこ取りって感じですね。
また、アプリから変更できるイコライザーには「低音ブースト」機能もあります。
「これ以上ブーストしてどうするんだ」と思いましたが(笑)、低音好きの方はぜひ試してみてください。ズシズシ響きますよ。
耳の中震える低音。普段使いだとややうっとおしいけど音楽聞くときは振り切ってブーストしても良いかも。
ノイズキャンセリング
個人的に一番気になっていた機能。果たしてノイキャン最強のBOSEにどこまで迫れるのか…。
PCから電車や飛行機のノイズを出してしっかり比較してみました。
結論:BOSEには少し劣る。同等とまでは言えないレベルです。
ただし 2万円で買える となれば、これは十分すごい性能だと言えます。
- SONY WF-1000XM5やAirPods Pro 2と比べると…ほんの少し劣る
- Anker Liberty 5やEdifier NeoBuds Plusなど、やや下の価格帯と比べると…やや優れている
価格帯トップクラスのものと比較しても見劣りしませんね。素晴らしいと思います。
めちゃくちゃ差があるかというとそんなに差がないんだよな。
圧迫感はBOSEより無いし普段使いならむしろこっちのが良いかも
アプリ
アプリも結構使いやすいです。
ノイキャンの強度調整や操作カスタマイズ、イコライザー調整が可能。
イコライザーは直感的にいじれるので、初心者でも楽しめると思います。何Hzが~といった専門的な表示ではなく、感覚的に調整できるのが良いですね。
接続性・操作性
接続は今のところ問題なし。
僕のBOSEは街中で使うとブツブツ切れたり、接続してるのに音が出なかったりするので、新幹線や飛行機専用にしています。
その点、Method 360 ANCなら街でも安定して使えそうだと感じました。
あたりを引いただけかもな
その他機能
- 空間オーディオ非対応(BOSEとの大きな違い)
- 防水性能はIPX4(BOSEと同じ)
- 最大再生時間はANCオンで9時間(BOSEは6時間)。バッテリー重視の人には特におすすめ。
まとめ
Skullcandy Method 360 ANCは、BOSE直系の装着感とBOSE低音×Skullcandyの迫力サウンドを備えたコスパ良好なモデル。
ノイキャンはBOSEに一歩譲るものの、価格を考えれば十分驚異的。再生時間の長さも含め、BOSEとの違いを理解したうえで選べばかなり満足できる一台です。
おススメ度は★4.8 良い商品だ
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