結論:コスパ爆発
- デザインはミニマル&おしゃれ、操作は超直感的。
- ANCは強めで通勤電車も静か。外音取り込みは自然寄り。
- 音は楽しく聴かせるタイプ。低音はスライダーで“ドゥーンドゥン~”まで可変。
- 281g(実測)は少し重め。ただ、伸縮の金属パーツの高級感で許せる。
- 音場はやや近め&中域の分離は“ほどほど”。ここがハマるかは人次第。

CMF by Nothing Headphone Pro オーバーイヤー ヘッドホン Bluetooth 5.3対応 最大100時間再生 ハイブリッドアクティブ ノイズキャンセリング LDAC&Hi-Res認証 40mmドライバー 空間オーディオ マイク付き ワイヤレスヘッドホン 軽量 (ダークグレー)
スペック
項目 | |
---|---|
モデル名 | CMF Headphone Pro |
価格 | 15800円 |
ドライバー | 40mmダイナミックドライバー |
Bluetooth | Bluetooth5.3 |
コーデック | AAC,SBC,LDAC |
ノイズキャンセリング | アクティブノイズキャンセリング(最大-40dB) |
再生時間 | 最大100時間 / ANCオン50時間 |
防水 | IPX2 |
重量 | 283g |
アプリ | Nothing X対応 |
付属品 | 有線ケーブル、説明書、本体、収納袋(※USB-Cケーブルなし) |
その他機能 | 折りたたみ不可、イヤーパッド着脱可、低音スライダー、ローラー式操作 |

重さは実測値で約281gでした。ほぼ誤差。
外観・デザイン:箱でかい、でも中身はシンプル洗練

- 開封&同梱物
付属は最低限。有線ケーブル/説明書/本体/収納袋のみ。USB-Cケーブルがないのは珍しいけど、正直いらない勢なのでOK。収納袋は布製でおしゃれ。


- 本体デザイン・質感
ハウジングはマット仕上げ。
皮脂はやや目立つが、さりげないロゴ含めて全体はシンプル。
伸縮部は金属パーツで質感高め。折り畳み不可だが見た目の完成度は高い。
ヘッドバンドは全面合皮でスッキリ。シンプルの中にCMFらしい遊び心。



- イヤーパッド交換OK
取り外しが簡単。消耗時の交換はもちろん、色替えで遊べる余白もナイス。


デザインはマジで文句なし
装着感:頭大きめでも余裕、側圧は中庸、長時間もいける
- 伸縮は余裕あり。頭大きめでも問題なし。
- 側圧はちょうど良い。イヤーパッドはやや薄めなのでここは好み分かれる。
- 281gのわりに疲れにくい。長時間リスニングもほぼ問題なし。
操作性・アプリ:ローラーが“正義”。迷子にならないヘッドホン


- ローラー式操作
これが最高。回して音量、押して再生/一時停止、長押しでANC切替(デフォルト)。
ヘッドホンのボタン迷子問題を根本解決してくれる直感性が◎。
操作時に「ポポ」という操作音フィードバックが入りレスポンス良好。


- 追加ボタン&スライダー
右の赤ボタン:初期は音声アシスタント。空間オーディオなどに割り当て変更可。
左の低音スライダー:ベース量を物理で即ブースト。MAXで“ドゥーンドゥン~”まで行ける。
残りは電源ボタン。挙動は普通。 - アプリ(Nothing)
EQ・空間オーディオ(2種)・パーソナライズに対応。
パーソナライズは体感で音が良くなる。操作割当も柔軟で遊べる。









直感的な操作でマジで便利すぎる!


CMF by Nothing Headphone Pro オーバーイヤー ヘッドホン Bluetooth 5.3対応 最大100時間再生 ハイブリッドアクティブ ノイズキャンセリング LDAC&Hi-Res認証 40mmドライバー 空間オーディオ マイク付き ワイヤレスヘッドホン 軽量 (ダークグレー)
音質レビュー(ジャンル別)
基本キャラ:楽しく近めの音場。分離は“ほどほど”、低音は可変域が広くスライダーで遊ぶ前提が楽しい。
※すべてAmazon Music Unlimited、LDAC接続で検証。パーソナル機能オフ、EQはデフォルト(ポップ)
EDM|Calvin Harris – Summer
- デフォルトでは超重低音は控えめ。欲しければスライダーで加圧。
- ベースの分離は良好。シンセの解像は“ほどほど”。
- シネマモードで音場が広がり、抜け感がアップ。ノリが一段上がる。
ロック|Foo Fighters – Everlong
- 冒頭ギターの歪みが心地よい。
- 低音は出るが音場が近く、ボーカルとギターに少し被る瞬間あり。
- 中域の分離が課題。勢いで聴くならアリ。
J-Pop|宇多田ヒカル – First Love
- 声は自然で刺さりなし。
- サビ前の高域の抜けがきれい。
- 低音(バスドラ?)が少し不自然に感じる場面あり。
- ボーカル左右の分離◎、ラスサビの繊細さも上手く出る。音場はやや近め。
アニソン|花澤香菜 – 恋愛サーキュレーション
- 目の前で歌ってる系の距離感がハマる。
- 低音の管楽器は少し目立ちがちだが、キラキラ系ボーカルの再現性◎。
- ハモりも綺麗。相性は良いジャンル。
クラシック|久石譲 – 海の見える街
- 高域の伸びが美しい。余韻表現も◎。
- 低域が中域を少し飲み込む場面あり。
- コンサートモードで音場が広がり、余韻と分離が改善。刺さりなし。
音質まとめ
- デフォルト=楽しく近い。
- スライダー上げる=迫力UP。
- 空間オーディオ活用=抜けと広がり◎。
- 分離は“神”ではないが、ノリと遊びで勝負する機種。
ANC・外音取り込み
- ANC:空調・扇風機はほぼ無音化。電車の“ゴー”もそこそこ減衰。
圧迫感は少しあり=効いてる証拠。トップ勢(BOSE等)のイヤホンには及ばないが、1~2万円台クラスのイヤホンとの比較だと少し上回っている印象。 - 外音取り込み:自然で声が聞き取りやすい。未装着時の感覚に近く、会話用途に向く。
良いところ / イマイチなところ
推しポイント
- ローラー&スライダーで“迷わない・楽しい”操作体験
- 洗練×遊び心のCMFデザイン
- 空間オーディオが実用レベル
- 強めのANC、自然な外音取り込み
- パーソナライズ+EQで音作りの幅が広い
イマイチポイント
- 281gでやや重め
- 音場は近め。中域分離はほどほど
- 収納袋はソフトケース(ハードじゃない)
- 折り畳み不可
どんな人に刺さる?
- 普段づかいで“おしゃれ”も外せない人
- 予算15,000円前後で“全部そこそこ以上”を狙いたい人
- 低音を物理スライダーで気分次第に遊びたい人
- 通勤でANC使用、たまに空間オーディオで没入したい人
まとめ
CMF Headphone Proは、触って1分で“楽しい”が分かるヘッドホン。
分離や広大な音場の“玄人系”と比べると尖りはないけど、操作・デザイン・機能の総合点が高い。
日常最強クラスの使い勝手を、この価格でやってのけるのはズルい。
“音で世界を変える”一台じゃない、でも毎日のBGMを気持ちよくしてくれる。


CMF by Nothing Headphone Pro オーバーイヤー ヘッドホン Bluetooth 5.3対応 最大100時間再生 ハイブリッドアクティブ ノイズキャンセリング LDAC&Hi-Res認証 40mmドライバー 空間オーディオ マイク付き ワイヤレスヘッドホン 軽量 (ダークグレー)



最近使ったヘッドホンの中だと一番好き
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