映画『ジュラシック・ワールド/復活の大地』感想 賛否両論!? 難しく考えるな!パニックを楽しめ!

映画

はじめに

ジュラシックワールドの最新作を見てきたぞ!

YouTubeとかでは酷評も目立つけど、どうだったんだ?

なんかいろいろ言われてるけど僕は楽しめた。
なんで賛否あるかも含めて振り返っていくか。

あらすじ

今作は『ジュラシック・ワールド』の世界観を引き継ぎつつも、新しい舞台設定に刷新されています。
恐竜たちはすでに赤道付近の一部を除いて絶滅しており、人々の間でもその存在は「特別なもの」ではなくなりつつある世界線。

そんな中、主人公たちは製薬会社の依頼を受け、恐竜がまだ生き残る孤島へ。
目的はDNAの採取ですが、もちろんそこで待ち受けていたのは…。
恐竜たちと再び対峙する冒険が幕を開けます。

見どころポイント

映像・迫力について

映像の迫力は十分に伝わってきました。特に前半の海上シーンは、これまでのジュラシックシリーズの中でもトップクラスの出来と言えるのではないでしょうか。

さらに今回の主人公たちは「DNAを採取する」という明確な目的を持って行動しているため、恐竜に“追われる”のではなく、自ら“近づいていく”場面が多かったのも印象的です。その結果、ただ逃げるだけでなく、恐竜と真正面から対峙するシーンが強く残りました。

また、物語上の役割分担もはっきりしていて、「巻き込まれた家族が逃げる」「主人公たちが対決する」という構図がうまく機能していたように思います。緊張感と迫力の両立が楽しめるポイントでしたね。

本作に登場するモササウルスのイメージ

モササウルスはシリーズでも人気の恐竜だから活躍はうれしいかも。

怖かったぞ~

キャスト・キャラクターについて

登場人物は多めでした。その分、一人ひとりのストーリー性や心情表現はやや薄めになってしまった印象があります。とはいえ、キャラクター自体はしっかり描かれていて、「よく分からない人物」や「浮いているキャラ」はいなかったと思います。

特にスカーレット・ヨハンソン演じる主人公はシリーズの中でもかなり好印象でした。アクション面では、これまで培ってきた経験を活かした動きが随所に見られ、観ていて安心感がありましたね。個人的にもシリーズでかなり好きなキャラです。

ブラックウィドウ、好きだったな~

絶対に死なない安心感があった

ストーリー・テーマ性について

ストーリー面については、正直あまり期待しないほうがいいかもしれません。登場人物が多いため、一人ひとりの描写が薄く、全体的に希薄な印象になっています。

ジュラシックシリーズを通して描かれてきた「生命を創り出すことへの倫理的なテーマ」は一応存在しているものの、今回は恐竜が“管理されている”姿がほとんどなく、そのテーマ性も感じづらくなっていました。

こうしたテーマ性の弱さやキャラクター描写の浅さが、結果的に本作が賛否両論となっている大きな要因ではないかと思います。

賛否両論の理由

なぜ僕は楽しめたのか

この映画はどう見るかによって感想が大きく変わると思いました。倫理とかのテーマ、登場人物の心情描写、ストーリー性によるカタルシスを求めていると肩透かしを食らうと思います。とにかく恐竜に襲われるメインの登場人物が少ないんですよね。パークとかワールドみたいに観光客がいるような設定でもないからモブが襲われたり食べられたりするシーンが圧倒的に少ないです。のわりに恐竜同士が戦うシーンもあまり描かれません。そういったものを求めていた方は酷評寄りになるのかなと。

酷評する理由も分かるっちゃ分かる

でも楽しめたんでしょ?なんで?

僕がこの映画を楽しめた一番の理由は、「恐竜が怖いシーンを見られればそれで満足だから」です。
ジュラシックシリーズは恐竜のCGを観に行っているのであって、正直、登場人物の心情なんて僕にとっては二の次(笑)。特にモササウルスのファンとしては、前半の海上シーンだけで大満足でしたね。

さらに、管理されていない“野生の恐竜”が描かれていたのも新鮮でした。これまでの作品は「恐竜が人間社会に入り込んでパニックになる」という流れでしたが、今回は逆に「人間が恐竜の世界に踏み込む」描写になっていて、そこが個人的にはツボでした。

要するに、ごちゃごちゃ考えずに「野生の恐竜が見たいんじゃ!」というタイプの観客には、間違いなく刺さる映画だと思います。

個人的な感想

僕は友人と見に行ったんだけど、夏休みのお祭り映画としては十分に楽しめたぞ。
恐竜の恐怖という意味では、海のシーンがとにかく怖くてゾクゾクしたな。
僕は恐竜のCGか見られれば満足だからな。
ごちゃごちゃ考えず恐竜を見に行く感覚でいくと良いと思うぞ。

この映画をおすすめしたい人

何回も言っていますが、とにかく恐竜のCGが見たい人にはおススメです。特にモササウルスファンにはたまらない映画になっているでしょう。今までとは違い、パニックものというだけではなくサバイバルものとして楽しんでほしいなと思いました。

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