EarFun Air Pro 4+を1週間ガッツリ使って分かった6つのこと

今回はEarFun様より提供いただきましたAir Pro 4+を1週間がっつり使ってみたので、そこで分かったことについてレビューしていこうと思います。

BAドライバーを搭載した注目モデル、いったいどうなのか早速見ていきましょう。

【VGP 2026 金賞・コスパ大賞】EarFun Air Pro 4+ ワイヤレスイヤホン Bluetooth 6.0/ハイブリッド・デュアルドライバー/業界最小クラスBAドライバー/最先端チップ「QCC3091」aptX Losslessに対応/ハイレゾ LDAC対応/Snapdragon Sound/Auracastに対応/最大54時間再生【6マイクAI 通話/PSE認証済み】(ブラック)

目次

①デフォルトでは低音が強い

ある意味驚きました。BAドライバーは中高音に特徴のあるドライバーなので、中高音の繊細さを重視したチューニングなのかなと思って聴き始めたんですが、思いのほか低音に寄ったチューニングです。

低音はタイトで心地よく、中高音の解像度も高いのでデフォルトでも悪くはないんですが、BAドライバーらしいシャキシャキとした中高音を聴きたいという方はイコライザーで高音域を上げることをおすすめします。

ちなみに僕はこんな感じ↓

高音域の前にある曇りガラスを取ったように感じますよ。ぜひおすすめです。

②ノイキャンは強いが前作と大きな差はない

前作のAir Pro 4と同様にノイズキャンセリングも搭載されています。

強さは前作と変わらない印象でした。装着感にやや変化があるので、どれだけ物理的に遮音できるかで体感は誤差があるかもしれません。電車でも使用してみましたが、低音を中心にしっかりとノイズをカットしてくれますね。

同価格帯と比べると、Liberty 5よりは下、Air 5 Proとは同等くらい、Neobuds Pro 3より下って感じですね。ノイキャンを重視するならもう少し良いイヤホンはあるかなって印象です。

Air 5 ProやAir Pro 4のノイキャンでは歩く際の振動が耳に響く感覚があったんですが、それも残っていますね。ここのノイズ処理は改善してほしいところ。BOSEやEDIFIERだと全くないので、内側からのノイズの処理の問題だと思うんですがどうなんでしょう。

③BAドライバーはシンセや女性ボーカルにぴったり

BAドライバーが搭載され、デュアルドライバーになった本作ですが、中高音の明瞭さ、分離感は確実に向上しています。1万円台のイヤホンでもトップクラスに進化したのは間違いないでしょう。

最近発売されたMEMSドライバーを搭載したSOUNDPEATS Air 5 Pro+も比較対象にされると思いますが、MEMSはもう少しウォームで繊細な音を鳴らす印象です。BAドライバーはどちらかというと乾いたシャキシャキした音を鳴らしますね。この辺は好みかと思います。

さらにEarFun Air Pro 4+は中高音と低音が別のドライバーから出力されている感じがないんですよね。SOUNDPEATSは低音と高音に分離感の差を感じるシーンも少なくなかったのですが、EarFun Air Pro 4+はそう感じないんですよね。チューニングの妙だと思います。

④ユーザビリティが向上している

まずケースから取り出しやすくなっています。好みによるかもしれませんが、側面から取り出すタイプのほうが僕は使いやすいと思いますね。

後は装着感。Air Pro 4からやや装着感が軽くなったように感じました。ノズル形状やイヤーピースの形状が楕円形になった影響かもしれませんが、やや圧迫感が少なくなったように感じます。

タッチ操作も丸部分をタッチすればよいというのは変わらず。これは他のイヤホンと違って明確に使いやすいですね。誤タッチも大幅に減ります。

⑤他社製イヤーピースは使えない

Air Pro 4は通常の円形ノズルで他社製のイヤーピースが結構使えたんですが、Air Pro 4iからノズル形状が変わりまして、楕円形の独自形状になりました。他社製イヤーピースは手持ちの物はすべて使えませんでした。ここは残念ですね。

付属のイヤーピースのクオリティは普通って感じなので、ここは以前のままのほうが良かったように感じました。

⑥アプリが使いやすい

アプリのUIが非常に使いやすいです。これはEDIFIERやSOUNDPEATSやSONYなんかと比べても優れていると思います。

UIはこんな感じ。

ノイズキャンセリングの切り替えやLDACの切り替え、イコライザーも非常に分かりやすいです。

この辺りは国内の高級メーカーも見習ってほしい……。

まとめ

EarFun Air Pro 4+は、BAドライバーを搭載したデュアルドライバー構成により、1万円台のイヤホンとしては優れた音質を実現しています。特に中高音の明瞭さと分離感は価格帯トップクラスで、シンセサイザーや女性ボーカルとの相性は抜群です。

デフォルトでは低音寄りのチューニングですが、使いやすいアプリでイコライザー調整すればBAドライバーらしいシャキシャキとした音を楽しめます。装着感の向上やケースの使いやすさなど、ユーザビリティも改善されており、日常使いに適した仕上がりです。

一方で、ノイズキャンセリング性能は前作から大きな進化がなく、歩行時の振動が耳に響く問題も残っています。また、楕円形ノズルの採用により他社製イヤーピースが使えなくなった点は残念なポイントです。

総合的には、音質を重視しつつコストパフォーマンスを求める方におすすめできる製品です。特にBAドライバーの特性を活かした明瞭な中高音を楽しみたい方には、イコライザー調整を前提に強くおすすめできます。

google = window.adsbygoogle || []).push({});

【VGP 2026 金賞・コスパ大賞】EarFun Air Pro 4+ ワイヤレスイヤホン Bluetooth 6.0/ハイブリッド・デュアルドライバー/業界最小クラスBAドライバー/最先端チップ「QCC3091」aptX Losslessに対応/ハイレゾ LDAC対応/Snapdragon Sound/Auracastに対応/最大54時間再生【6マイクAI 通話/PSE認証済み】(ブラック)

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次