Nothing Ear (3)レビュー┃重低音強化と高音域に強いノイズキャンセリング。Nothing Ear (3)はどんな人におすすめ?

目次

スペック

Nothing Ear (3)
価格25800円
ドライバー12mmダイナミックドライバー
ノイズキャンセリング最大45dB
再生時間ANC ON 5.5時間/OFF 8.5時間
Bluetooth5.4
防水IP54
その他ケースにスーパーマイク内蔵
パーソナライズ機能
空間オーディオ

Nothing Ear (3) ノイズキャンセリング イヤホン ワイヤレスイヤホン Bluetooth 5.4 Super Mic 45dB ANC ハイレゾ対応 6マイク搭載 12mm ダイナミックドライバー スポーツ用 iPhone/Android対応 (ホワイト)

外観デザイン

めちゃくちゃ好みです。
ファーストインプレッションでも触れましたが、Nothing Ear (3)はアルミニウム素材を採用しており、前作までのクリアデザインを継承しつつも金属パーツによって重量感と高級感が増しています

好みは分かれるかもしれませんが、個人的には進化した部分だと思います。Nothing Ear (a)と比較すると重量も変わっていますが、耳につけている時に負担になるほどではありません。

外観についてはファーストインプレッション記事でも詳しく触れているので、ぜひこちらもどうぞ👇

◎独自性と高級感あふれるデザイン
◎重量感があり高級感を演出

音質レビュー

Nothing Ear (3)の音は非常にパワフルで、一般的なイヤホンより音量が大きく感じられます。音質も従来のNothingイヤホンの中で最も「音楽を楽しめるチューニング」に仕上がっている印象です。

特徴はやや乾いた硬質なサウンド。重低音がしっかり出ており、BOSEのようにねっとりした低音ではなく、カラッとした迫力ある低音です。鼓膜を揺らすような感覚を味わえるのがポイント。

中高音域もノリ良く聴かせてくれ、Nothingシリーズの中では解像度が一番高いと感じます。重低音に埋もれず、バランスの取れた音質で、ポップスやロックを楽しく聴きたい方にはおすすめです。

ただし平面駆動ドライバーのように繊細な余韻まで再現するタイプではなく、あくまで音楽を楽しく鳴らす方向性。解像度も限界までというわけではなく「楽しむための解像度」と言えます。

◎やや乾いた迫力ある重低音
◎中高音の分離感や解像度も悪くなく音楽を楽しめる

つな

ノリ良く聞きたいときにはぴったりだな

曲別の印象

女性ボーカル:ジェニーハイ「エクレール

ドラムが心地よく響き、しつこさがなく快適。繊細な女性ボーカルは少し低音に押される印象もありますが、全体的にはノリ良く聴けます。ピアノも埋もれず存在感あり。大サビのハモり部分は迫力があり楽しいですね。

男性ボーカル:Creepy Nuts「Mirage

冒頭のギターの分離感が気持ちよく、ボーカルも楽器と混じらずしっかり響きます。特に男性ボーカルとの相性が抜群で、低音と力強い歌声が合わさることで非常に気持ちよく聴けます。

◎男性ボーカルがイヤホンとマッチしている

ノイズキャンセリング性能

Nothing Ear (3)のノイズキャンセリングは、高音域の遮音性が強いのが特徴。静かな室内では前作との違いを大きく感じませんでしたが、屋外では効果を実感できます。

一般的なノイズキャンセリングイヤホンが「低音はよく消えるが高音は残る」のに対し、Nothing Ear (3)は音域全体を均一に消していくスタイル。そのため高音だけ耳に響くことがなく、自然な消音感が得られます。

性能面ではBOSEやSONYといった最強クラスよりは一歩劣りますが、HUAWEIやTechnicsと比較すると高音域に関しては優位性があります。Nothing独自の自然なノイキャンは好みによりますが、個人的には非常に好きな方式です。

Nothing Ear (3) ノイズキャンセリング イヤホン ワイヤレスイヤホン Bluetooth 5.4 Super Mic 45dB ANC ハイレゾ対応 6マイク搭載 12mm ダイナミックドライバー スポーツ用 iPhone/Android対応 (ホワイト)

◎音域全体を均一に消す独自のノイズキャンセリング
◎高音域の遮音性はトップクラス

イヤーピース互換性

独自のノズル形状を採用しているため、他社製イヤーピースは基本的に使用不可。無理にはめても隙間ができてしまいます。純正イヤーピースはワックスガード付きでクオリティが高く、フィット感も良好なのでそのまま使うのがおすすめです。

空間オーディオ

空間オーディオ機能も搭載。オンにすると低音が近くなり、ボーカルが少し遠くなることで音場が広がったように感じます。ただしAppleやBOSEの空間オーディオと比べるとクオリティは劣る印象です。

パーソナライズサウンド

パーソナライズ機能では「聞こえる/聞こえない」を判別して自分専用の音質に調整可能。これを使うと音場が広がり、分離感が増す印象。積極的に使いたい機能です。

つな

これはかなり優秀だと思う

マイク性能

注目の「ケース内蔵スーパーマイク」ですが、実際に試してみると周囲の音も拾いやすく、期待していたほどのクリアさはありませんでした。普通のイヤホンよりは良いですが「外部マイク」として考えると物足りない印象。アップデート改善に期待です。

つな

まあ筆者はそこまでマイク性能重視してないからいいんだけどね…。

LABOちゃん

凄そうなだけにね(笑)

おすすめポイント

  • Nothingシリーズらしい個性的なデザインと正当進化
  • ノリ良く音楽を楽しめる高音質チューニング
  • 高音域に強い自然なノイズキャンセリング

イマイチポイント

  • 期待値より低かったマイク性能
  • バッテリー持ちがやや短め

まとめ

Nothing Ear (3)は音質・ノイズキャンセリングともに確実に進化した正統派アップデートモデルです。特に重低音の迫力と自然なノイズキャンセリングは大きな魅力。

一方で注目されていたマイク性能は若干物足りず、そこを重視する人にはややおすすめできません。ただし「音楽を楽しく聴きたい」「デザイン性も重視したい」という人には非常におすすめできるイヤホンです。

ぜひチェックしてみてください。

Nothing Ear (3) ノイズキャンセリング イヤホン ワイヤレスイヤホン Bluetooth 5.4 Super Mic 45dB ANC ハイレゾ対応 6マイク搭載 12mm ダイナミックドライバー スポーツ用 iPhone/Android対応 (ホワイト)

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