SOUNDPEATS Air5 Pro+ 最速レビュー┃SOUNDPEATSはここまで来た…!音質も妥協しない最強イヤホン。

※本記事にはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト・楽天アフィリエイトを含みます)

手に入れました、Air5 Pro+。
VGP2025 Summerで金賞を受賞し、8月末発売といううわさは聞いていましたが、楽天でのみひっそりと発売されていましたよ!(楽天市場での発売は先行販売だったようです。Amazonでも27日から発売しましたね。)


MEMSドライバー搭載の大注目モデル。Air5 Pro+を、いつも通り自腹でレビューしていこうと思います。

目次

スペック

付属品はシンプル
項目 Air 5 Pro Plus Air 5 Pro Capsule 3 Pro Plus
価格
(セールなどで変動あり)
約15000円 約10000円 約14000円
ドライバー MEMs
+10mmダイナミックドライバー
10mmダイナミックドライバー MEMs
+12mmダイナミックドライバー
対応コーデック aptX Lossless, LDAC
LC3, AAC, SBC
aptX Lossless, LDAC
LC3, AAC, SBC
LDAC, AAC, SBC
再生時間 単体6.5時間 / ケース込26時間 単体6.5時間 / ケース込37時間 単体6.5時間 / ケース込43時間
ノイズキャンセリング アダプティブANC (最大-55dB) アダプティブANC (最大-55dB) アダプティブANC (最大-45dB)
防水 IPX5 IPX5 IPX4
Bluetooth Bluetooth 5.4 Bluetooth 5.4 Bluetooth 5.3

スペックはわかりやすく、ほとんどAir5 Proと変わっていません。一つ変わったのはドライバー。

MEMSドライバー搭載です。Capsule3 Pro+と同じドライバーですかね。わかりやすく言うと、高音域の解像度が大幅に強化されたAir5 Proといった感じでしょうか。

これは期待が高まります。

つな

Air Pro 5とcapsule3 pro plusのいいとこどりって感じか。

LABOちゃん

個人的には今夏一番期待してた。

外観

高級感あり

外観はほぼAir5 Proと同じです。ケースの形状も変わりません。

イヤホン本体のロゴの色は違います。Air5 Proは赤褐色のような色でしたが、プラスの方は金色。Capsule3 Pro+と同じ感じですね。

高級感があって個人的には好きです。メーカー名をデカデカと書くのではなく、ロゴの方がかっこいい。ケースも収納しやすく、取り出しやすいです。

つな

このデザイン好きなんだよなあ

LABOちゃん

メーカー名の話毎回するな

◎シンプルなデザイン
◎取り出しやすい形状

装着性・操作性

イヤピの質感も〇
装着イメージ

装着性も前作と変わりません。さらさら系のイヤーピースで装着感も悪くないです。

操作性も変わらずタッチ操作。感度は良好で特に困ることはありません。アプリからカスタマイズも可能なので、好きな操作を割り当てられます。

◎前作と変わらない装着感

音質

こりゃ驚いた。音の傾向は変わりません。全体的に硬質な音で、弱ドンシャリ傾向です。

Air5 Proの時点で低音の量感もよく、高音も十分シャキッとしてる印象でしたが、プラスは高音域の明瞭さが段違い。さらに低音域の豊かさも上がっていると思います。ドライバーが大きくなったことも関係しているかも。

これがプラスの実力かと驚きました。ドンシャリのシャリの部分が海の家のかき氷のシャリではなく、高級カフェの上品なかき氷のシャリになったようなそんな感じ(伝われ)

楽器の音が非常にわかりやすく響き、ボーカルの分離感も良い。同じMEMSドライバー搭載のCapsule3 Pro+と比較すると解像度は同程度かやや上。ただしチューニングが違い、音場が広くなっているので結構違いを感じます。Air5 Pro+の方が良いと感じました。

音質に関しては完全にAir 5 Pro+の勝ちですね。

同価格帯のLiberty 5やLiberty 4 Proにも勝っていると思います。いや、それより上のSONYやBOSEにも負けていない。そう思わせるくらいの高音質です。

最近発売したQCY MeloBuds N70もMEMSドライバーを積んでいますが、N70はチューニングがちょっと雑で「どうじゃい!これがMEMSドライバーや!」って感じで高音ガンガン鳴らしてくる印象でした。

一方Air5 Pro+はチューニングも丁寧で、解像度が高くバランスの取れた音に仕上がっています。

ではジャンルごとに試聴していきましょう。

EDM:Zedd – Clarity

  • 音場が広く、立体感に優れる
  • 高音は刺さりがなく聴きやすい
  • 低音は量感が十分だが、解像度はやや控えめ
  • シンセとボーカルの分離感が素晴らしく、余韻まで繊細

ロック:King Gnu – Teenager Forever

  • ボーカルの分離感が良好
  • 低音が前に出るが、ボーカルは潰れず明瞭。たまに邪魔に感じる場面も。
  • 激しいギターも追従でき、アコギの繊細さや歪みも再現

J-POP:米津玄師 – アイネクライネ

  • アコギの解像度が非常に高く、生音感が強い
  • 楽器の分離も良好、音場はやや広め
  • 低音の解像度は控えめで、中域との差が気になる場面あり
  • 中高音のメリハリはしっかり

アニソン:LiSA – crossing field

  • 音場広めで、リズム隊のメリハリがある
  • ボーカルの伸びが良く、ギターの余韻も綺麗
  • 高音のギターも刺さらず、女性ボーカル曲と相性抜群

クラシック:モーツァルト – アイネクライネナハトムジーク 第1楽章

  • 弦楽器の高音域が余韻まで美しく伸びる
  • 音の立体感が素晴らしい
  • 低音の解像度は控えめで、高音が良すぎる分バランス差が目立つ

総評

Air5 Pro+は「音場の広さ」と「中高音の解像度」に強みを持つイヤホンです。ボーカルやアコギ、弦楽器といった繊細な音を非常に綺麗に再生してくれる一方、低音の解像度はやや甘く、中域とのバランスが気になることもあります。

また、低音域がボヤっと前に出てくるシーンもあり、おススメはイコライザで低音弱めを選ぶことですね。

特におすすめなのは、アニソンやクラシック、アコースティック系の楽曲。ボーカル重視で音楽を楽しみたい人には十分満足できる仕上がりです。

つな

マジで音質は大幅パワーアップだな。コスパ機の音じゃねえ

LABOちゃん

珍しくべた褒め

◎明瞭で粒立った中高音
◎ややボヤっとした低音


ノイズキャンセリング

十分強力なノイズキャンセリングです。ここはAir5 Proと変わっていないですね。

他製品との比較では…

  • BOSEやSONYやや劣る
  • Anker Liberty 5やEDIFIER Neobuds Plus互角(音域によって差あり)
  • EarFun Air 4 Proや4iやや勝る

といった感じ。コスパ系イヤホンより上の実力です。

Air5 Proのころから優秀でしたが、プラスも十分優秀です。

つな

強いぞ。感覚ではAir Pro 5より若干強いような感じもする

LABOちゃん

正直感覚だからな。耳との相性もあるし

◎値段以上のノイズキャンセリング

他社製イヤーピース互換性

ノズルは独自形状

ノズルの形は楕円形の独自形状ですね。

筆者所有のイヤーピース

筆者所有のイヤーピースは本体に入ることは入るんですが、ケースが狭いのでほとんどは蓋が締まりませんでした。互換性はこんな感じ。

SpinFit Omni ×

AZLA SednaEarfit Crystal 2 Standard ×

AZLA SednaEarfit Max ASMR Standard ×

AZLA SednaEarfit Foamax Standard ×

AZLA SednaEarfit MAX for TWS 〇

AZLA SednaEarfit MAX ×

Pentaconn COREIR mini ×
おすすめは変えるとしたらAZLA SednaEarfit MAX for TWSですかね。けど付属してくるやつで十分だと思います。

つな

無理に変える必要ないな。

◎付属品でも十分
◎変えるならAZLA SednaEarfit MAX for TWS

マイク性能

スマホでの録音と比較していきます。肉声が流れますので苦手な方はスルーしてください!

【静かな環境】スマホマイクで録音

【静かな環境】イヤホンマイクで録音

【扇風機強風の目の前】 イヤホンマイクで録音

【電車の走行音】スマホマイクで録音

【電車の走行音】イヤホンマイクで録音

マイク性能はそこそこといった感じでしょうか。風切り音や騒音があるとやや声ががさつく印象でした。使えないということはないので値段相応といった印象です。

その他機能

  • アプリからイコライザー調整可能
  • 防水性能:IPX5
  • 再生時間:Air5 Proから少し減少(MEMSドライバーの影響かな)

おすすめな人

  • Air5 Proを持っていて、さらに音質を求めたい人
  • Capsule3 Pro+を持っていて機能面に物足りなさを感じている人
  • 予算15,000円程度で機能性も音質も求めたい人

おすすめしない人

  • Air5 Proで満足していて、音質をそこまで求めない人

まとめ

MEMSドライバー恐るべし。
Capsule3 Pro+とAir5 Proの良いとこどりという印象です。

どちらの進化版かと言えば、Capsule3 Pro+の機能進化版ととらえるのがよさそう。Capsule3 Pro+を使っていた方には特におすすめです。

非常に上品なチューニングで、中高音域の解像度は圧巻。これが15,000円で買えるとは…。セールでさらに安くなる可能性もあり、コスパは抜群です。

2~3万円台のイヤホンとも戦える音質。Air5 Proをすでに持っている人にもぜひ聴いてほしいです。

ノイズキャンセリングなど他の機能も価格帯トップクラス。非常に完成度の高いイヤホンだと思います。

個人的にもお気に入りとして重宝しそうです。
ぜひ下のリンクからチェックしてみてください。


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